2009/10/05

Ungaro, Dries Van Noten

今日のショーはチュイルリー公園のKarl Lagerfeld から始まりました。ショー開始30分前、9時半頃に行くと、会場前で大声でデモンストレーションをしている団体が・・・。


毛皮反対のグループでした。動物愛護の観点では共感するのですが、ちょっとアグレッシブで驚きました。TVや雑誌のインタビューに割り込んできて、取材の妨害までするのは如何なものでしょうか。一番手前の人は「カール・ラガーフェルドは(毛皮を使うので)石器時代のデザイナーだ」と名指しで批難するプラカードを掲げています。


それから、ルーブルの地下のカルーゼルへ Emanuel Ungaro を観に行きました。会場内に入ると、いきなりピンクの世界です。

 
 
やはりラグジュアリーなブランドでは、ファーが使われますよね。昨年冬の毛皮反対キャンペーン広告がかなりショッキングだったので、私自身はもう積極的に毛皮を着たり買ったりしたいと思いませんが、デザイナーとしてStella McCartney(ステラ・マッカートニー)のように確固たる信念を貫いて、全く動物の皮も使わないというのはなかなか難しいことだろうなと想像します。

何年か前に、アメリカン・ヴォーグの編集長Anna Wintour(アナ・ウィンター)がパリコレ中に、チュイルリー公園でピザを投げつけられたとのこと。それでもウィンター女史は「私は毛皮を着るワ」と公言しているそうです。そんな風に絶対着続けるという信念を持つことも、また結構難しいことなのではと思いますが・・・毛皮採取の方法などを調べると、本当に残酷なようで胸が痛みます。

 
そして、DRIES VAN NOTEN(ドリス・ヴァンノッテン)のショーは、ヴァンドーム広場のホールにて行われました。何だか廃墟になりかけてるみたいな場所でした。明日のCELINEもここらしいです。



 

そして、17区のリセで行われたGIVENCHY(ジヴァンシー)へ。昨日から急に寒くなったパリですが、ファッションウィークはやっと半分終了で、後半戦へ突入です。