始めは「ウソっ、飲みにくいでしょ」と目を疑ったのですが、このガラスの美しいハイヒールはシャンパン・グラスだそうです。中世ヨーロッパの貴族たちの遊びのひとつであった“女性の靴でシャンパンを飲む”という慣習を現代に蘇らせたものなんですって。
その慣習から、リチュエルというネーミングなんですネ。 しかし、このガラス製のルブタン・シューズならともかく、本物のハイヒールで飲んでもシャンパンが美味しく無さそうな気がするのは、きっと私が現代に生きる野暮な平民だからですネ。
日本では10/29からの販売だそうですが、パリではもう19日からここ Colette,、Lavinia(ワイン屋さん)、そして La Grande Epicerie de Paris(ボンマルシェの食品館)の3カ所で売られています。お値段は350ユーロ。
このセットは、ルブタンデザインのパイパー・エドシックBrut 1本とハイヒールグラスが1足(片方)納められたBOXなので、1セットでは乾杯は出来ませんが、ソール部分がルブタンらしい赤いガラスなので、クリスマスのデコレーションに良さそうですネ。
コレットのもう一つのウィンドウは、マジシャンがステッキを振ると帽子から靴が飛び出すというイメージのディスプレイでした。
(因みに、昨日からやっとお湯が出るようになり、暖房も入りました。みなさま、ご心配をお掛けしました!)