3年ほど前からVOGUE NIPPONのおしゃれスナップという取材に関わるようになって感じた、パリコレに集まるファッション誌の編集者って何てオシャレでカッコいいんだろう!という感動から生まれた企画が本になったものです。
そのファッショニスタは、VOGUE PARISのジェラルディン、ELLEのタマラ、JALOUSEのアン・ソフィ、フリーランス・スタイリストのエリザ、そしてAIR FRANCE madame のフランスの5人。
ジェラルディンはヴォーグ編集部の秘蔵っ子でモデル級の肢体、タマラはパリを代表するベテランスタイリストの一人ですが、現在はエル誌を辞め、バッグブランドTILA MARCH のデザイナーとして日本でも話題になっている人、アン・ソフィは音楽とファッションの融合でパリを席巻中、エリザは日本のマダム・フィガロのブログでもお馴染みの古着を上手く組み合わせる個性的なスタイリスト、フランスは貴族ならではの視点で私達には見えないパリを紹介してくれるという、5人全く違う視点からのパリをかいま見られる構成です。
最初のキャスティングには苦労したけれど、結局最高の5人にお願い出来ることになり、それぞれに個性的でチャーミングなパリジェンヌ達にじっくりインタビュー出来たので、本当に楽しい仕事でした。
外のカバーを外すと、ガイドブックとは思えないモノクロのコラージュの装幀になるので、電車の中で読むにも、パリの街を持って歩くにもナイスですよネ。
書店で見かけたら、是非手にとってみて下さいネ。