2010/03/16

Mélanie & Scarlett

随分、ご無沙汰してしまいました!
先週パリコレが終わり、今ほどやっとその取材データを息も絶え絶えにアップし終えたところです。長らく更新していなかったこのブログを少し、アップデートしますね。


まずは前回のブログに続いて、2月のNYコレクション中にメラニーが送ってくれた2ショットと、スカーレットちゃんの近影をアップします〜。


ファッショニスタのMélanie Huynhは、いつも仕事中はモノトーンのクールな装いですが、こんな娘さんとの2ショットは貴重なのではないでしょうか。

彼女のとても親しい友人のAltuzarraというブランドのデザイナー、Joseph Altuzarraジョセフ・アルトュザラ)がNYでコレクションを発表しているので、2月はメラニーもショーが始まるより早くからNYに入っていたのですが、その忙しい最中に、私がブログにスカーレットちゃんの写真を載せたのが嬉しかったと言って送ってくれた2ショットなのでした。

そして、その後にまた送ってくれたスカーレットちゃんの最新ショットはこちら。





可愛いですよね〜。こんな天使のようなスカーレットちゃんのことを思いながら、NYでハードな仕事をこなしていたメラニーの可愛いママさんぶりがしのばれます。

今シーズンのパリコレ期間中のファッショニスタへのインタビューでも、お子さんや家族を想う瞬間が安らぐという答えが多かったのですが、これは世界中変わらないですよね。

アレクサンダー・マックイーンの不在は寂しく、今シーズンは特に恐しく寒かったパリコレですが、やはり世界を救えるのは愛だけですよね。

All we need is Love !

2010/02/07

Scarlett !

1月末発売のVogue Nippon3月号の、コントリビューターページで私の写真をご覧になられた方から、嬉しい励ましメールを沢山いただきました。ありがとうございました。

あの写真は自宅で30分ほどで撮ったセルフポートレートなのですが、お褒めの言葉を沢山いただいてとても嬉しいです。

その3月号、ウィッシュリストというストーリーのジェラルディンとメラニーの撮影中に、本当は沢山のメイキングの写真を撮っていたのですが、先月のMacのクラッシュで残念ながらデータが全て消えてしまいました。楽しみにして下さっていた方がいらしたら、本当に御免なさい。

スタジオ内での臨月のジェラルディンと(カメラマンの)ブノワのやりとり、零下に近いパリの街頭でセリーヌのコットンのブラウス、ジャケット、ミニスカに素足サンダルのメラニーと、それをもの凄〜く遠くから望遠で狙うブノワ・・・今でも撮った写真さながらに情景が目に浮かび、データが無くなってしまったことを受け入れられないほどですが、自分の責任なので、本当に深く反省しております。(その後はタイムマシンを駆使し、現在はバックアップは万全です!)

そのMélanie Huynh、昨年末にVogue Paris から独立し、フリーランスのスタイリストになったのですが、お嬢さんのスカーレットちゃんの写真を送ってくれたのでアップしますネ。


もう1歳になったスカーレットちゃんのバカンスでの可愛いショット。

 

『風と共に去りぬ』という映画が大好きで、スカーレット・オハラからのネーミングというスカーレットちゃん。人見知りをあまりしないタイプで、本当に愛らしくて、可愛い〜んですよ。

 

実はVogue Nipponの撮影日に、自宅でのメイク中にスカーレットちゃんのとっても可愛いお部屋の写真も撮らせてもらっていたのですが、その写真も消えてしまい、本当に残念です・・・。ファンのみなさま、本当に御免なさい〜。

 メラニーとはまた是非コラボレートしたいので、このブログでもご紹介していきますね。

2010/02/06

Lanvin Ladies Precollection

みなさま、お元気でしょうか?私は昨日やっと新しいiMacを導入し、快適なMac生活に戻りました!ワイヤレスのキーボードとマウスがあまりに使いやすく、漏電に感謝したいくらいです?

さて遅くなりましたが、先月末のランバンのショールームの様子をアップしますね。このプレコレクションに関しては、もう随分前からスタイルコムでルックブックが公開されているので、 詳細はそちらでお楽しみいただくことにして、新しいショールームの雰囲気をお伝え出来たらと思います。

ちなみに、今シーズンのルックブックには、以前このブログでもご紹介したデザイナーの大森 美希さんが登場されています。ゴージャスなレオパードプリント満載の秋冬レディスプレコレクションは、世界各国のバイヤーに大絶賛だったようです。


今シーズンのショールームは、今まで3年ほど続いたエッフェル塔前のトロカデロのシャイヨー宮から、13区に今年オープン予定のモード博物館敷地内のシテ・ド・ラ・モードというセーヌ川沿いの進行開拓地にある新しい建物に移って行われました。

上は夜のセーヌ川からの眺め。パリ市内には珍しい斬新な建築です。

 

朝は急いでいるので、これも帰りに撮った写真で夜ですが (笑)、建物に入るとこのように、ランバンの看板がショールームへの道順をナヴィゲーション。

 

その後、このような階段を上ると、ショールームに到着です。(写真は夜撮ったので降りる方を向いていますけれど)

しかし、今回は訪れるバイヤーさんだけでなく、お迎えする側のスタッフにとっても慣れない新しい場所で、いろいろな意味で大変でした・・・。


というのも、兎に角広大なスペースで、膨大な数のコレクションをゆったり展示するには良いのですが、同じフロアの向こう側のメンズのショールーム会場にいるスタッフとも電話でやり取りし、毎日万歩計を付けていたら何歩?と思う運動量(笑)。

そんな訳で、フロア内をコレクションをまとったモデルさんが歩いて、とても素敵だったのに、毎日仕事のみで、自分のブログのために写真を撮ろうと思いつかないほど、いっぱいいっぱいの1週間でした。


でも最終的に、コレクションが大好評だったのが、何よりでした。ルックブックでもわかるように、今シーズンはレオパードが満載!このヒールにスワロスキーが付いたモデルは、あまり日本に入らないかもしれないけれど、その他にも履きやすそうなアイテムが沢山出ていました。

 

私もついお願いしてしまったのは、このウェッジソール。定番のバレリーナの履きやすさに加えて、7.5センチのクールなシェイプのウェッジはデイリーユースに お勧めです!写真のパテント以外にも、カーフやカーフにレオパードのプリントなどもあります。

やっと快適なMac環境に戻ったので、なるべく早く貯まっている情報をまたアップしますネ。

2010/01/31

Lanvin homme

最近は、コレクションの写真がスタイルドットコム等で即日公開されるので、ショーの写真がコレクションに興味を持たれる方に役に立つ訳ではないと思いますが、遅くなりましたが一応感動を共有出来ればとご紹介しますね。


こちらは、1月24日に行われたLanvin hommeのショーの写真です。私は仕事ではオム(メンズ)のコレクションに関わっていないので詳細は語れませんが、ランバンのガルドローブというブランドは、お洋服にこだわる人のために本当にラグジュアリーなモノ造りをしている、類いまれなブランドだな〜と毎シーズン感動します。


ショーのモデルは若者ばかりで、一見可愛らしいのだけれど、ショールームで1点ずつを手に取ると、そのこだわりやディティールのセンスに圧倒されるのです。

 

今シーズン、シルエットで新鮮だったのは 、オフショルダーでしょうか。バレンシアガやバルマンなど、レディスでもここ何シーズンか続いた80年代気分のショルダーマークのシルエットの後に、ルーズなオフショルダーは新しいリラックスしたムードが感じられました。

それはレディスのプレコレクションにも見られ、3月のメインコレクションにどう繋がるのか、とても楽しみです。(レディスのプレコレクションに関しては、明日以降に時間が出来たらまたアップしたいと思っています)

 

フィナーレで何故かモデルと腕を組んで、ルカ・オッセンドライバーに見せるアルベール・エルバス(笑)。なんだか微笑ましかったです。



2010/01/24

漏電!

みなさま、またまたご無沙汰しております。このブログは、昨年からトラブル報告ブログのようになっていた部分がありましたが、今度は漏電被害のご報告です。とほほ。

流し台横のコンロの漏電のためにブレーカーが落ちて、メインマシンだったデスクトップのMacのハードディスクが見つからない状態になり、データを完全消失&修理は新品を買うのと変わらない金額が掛かりそうと判明しました。

そして昨年の秋に、仕事が立て込んでブログを更新出来なくなったあたりから、うっかりデータのバックアップを取っていなかったため、かなりの書類や写真データが跡形もなく消えてしまいました。自業自得ですがショックです〜。

そのうちブログにアップしようと思っていた写真も多かったので、本当に残念。でも、仕事に直接大きな影響が出るようなデータの消失が無かったのが、不幸中の幸いでした。

実はこのコンロ、昨年使うたびにブレーカーが落ちるようになって、何度も修理して、やっと年末あたりから落ちなくなって、ようやく直ったと安心したところだったのでした。

一応、OSの新しいMacBookがあるのですが、スキャナーのドライバがもうそのOSに対応していなかったり(10年近く使っているので当然ですかね)、3日ほど前から急にプリンタの調子も悪く、マーフィーの法則でしょうか、いろいろ困っています。

といっても、その漏電事故からも実はもう10日以上経っていて、それどころじゃないまま日々が過ぎて行ってます。思えば、新年もはや12分の1が終わろうとしていますね。


ブログに写真が無いのは寂しいので、本文には全く関係ないのですが、本日行った展示会場の前にいたゴリラちゃん達をご紹介しましょう。ダウンを着ていても寒い中、Diuke というTシャツブランドのプロモーションらしく、コートの上にTシャツ着用で頑張っていました。 でも表情が無いので2人とも顔が恐かったです・・・。

さて、明日からランバンのショールーム(準備)が始まります。今日のメンズのショーも可愛かったので、是非近いうちにご紹介しますね。

2010/01/01

Bonne Année 2010 !


みなさま、明けましておめでとうございます!
Bonne Année(ボナンネ)です。
すっかりご無沙汰してしまいまして、すみません。

昨年11月の中旬から、加速度を増して忙しくなってしまい、自分の時間が全く無く、寝る時間も無い状態でクリスマスを迎えましたが、その後は久し振りに再会した、在東京で遠距離結婚の旦那さまとパリでバカンスに入り、現在はやっと久し振りにのんびり過ごしております。

12月は、フレンチヴォーグ・エディターのファンのみなさんに羨ましがられるような、楽しいお仕事で忙殺される中、エディターさん達の撮影中のメイキング・スナップもちゃっかりこのブログ用に撮っていたのですが、それらは雑誌が発売になる1月末以降にご紹介しますネ。

その他、ブログを更新していない間のご紹介したい話題は沢山ありましたが、もう遅いけれど、少しずつまた書いていきますネ。



さて、実は昨日の大晦日に突然思い出して、無性に聴きたくなったのが、 このTalking Heads (トーキング・ヘッズ)の1985年発売のアルバム、Little Creaturesにおさめられてる Road to Nowhereなのです。何故なんでしょう?

朝起きてシャワーを浴びようとしたら突然メロディーが鳴りやまず、でも曲名もよく思い出せないので、まずはウィキペディアで調べて、YouTubeで確認、やっと思い出しました。

多分、このブログを読まれてる方の中には、発売当時まだ生まれていなかった方も多いのではと(いただくメールから)想像しますが、 新しい年を迎えるにあたり、そんなに悪くない選曲かもと思いご紹介します。

みんな誰もが、今歩いているのがどこに続く道か分からない、もしかしたら何処にも行けない道(Road to Nowhere)にいるのかもという不安を持ちつつ、でも自分なりに頑張れば、きっとその先には短期目標の通過点があり、そしてその先は夢見る最終目標にも繋がる道だと信じたい、そんな新しい年の初めに、相応しい曲なのではと思ったのでした。

どうぞ世界中の人に、自分のやりたいことを思い切りやれるチャンスが与えられますように。そして素敵なものが沢山生まれて、毎日が楽しい刺激で満たされる年になりますように。